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【5】ソースファイルのアセンブル

J3Wが実行できるファイルは16進数で表記された数値が1行に1つ書かれたテ キストファイルです. このファイルはJ3DASM. EXEというアセンブラでソース ファイル(拡張子がJ3S またはJ3I)をアセンブルする事で得られます. たとえば以下の3行をファイル名が MANUAL2. J3S であるテキストファイルと して作成します.

         NOOP    5000
         OUTSTR  "END"
         STPALL

このファイルをJ3Wが直接実行する事はできません. そのためコマンドライ ン(DOSプロンプト, またはUnixならターミナルウィンドウ)から MANUAL2. J3Sがあるディレクトリに移動して,次の ようにJ3DASMを実行します.

    DOS> J3DASM MANUAL2.J3S
    Unix$ j3dasm manual.j3s

すると,同じディレクトリに MANUAL2. J3D というテキストファイル(オブ ジェクトファイル)が作成されます. その内容は以下の4つの数値(4行)に なっています.

         1388
         9b000001
         444e45
         63000000

これがオブジェクトファイルでJ3Wが実行できるファイルとなります. J3Wを実行して MANUAL2.J3D を指定してスタートすると,スタートから5秒 後にテキストウインドウに END が表示されます.


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