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3次元ポリゴンアニメーションキット

2008/11/01
リファレンスマニュアル
Copyright (c) Jun Mizutani 1996 - 2008
【1】はじめに
【2】命令の概説
【3】J3Wの動作
【4】マルチプロセスについて
【5】ソースファイルのアセンブル
【6】アセンブラ仕様 (J3DASM ver 1.43)
【7】J3W仕様
【8】仮想CPUの構造
【9】仮想CPU命令の内部表現
【10】仮想CPU命令各論
【11】命令のまとめ
【12】キーコード

【1】はじめに

J3Wは3次元物体の動作をファイルに記述し,それを実行するアプリケーショ ンです. 入力ファイルの内容はテキスト形式の32ビットの数値列です. この入力ファ イルを通常のアセンブラ,コンパイラの用語にあわせてオブジェクトファイ ルと呼ぶことにします. 拡張子は J3D としています. 数値の並びを直接作成 することは非常に困難なため,オブジェクトファイル作成用ツールとしてア センブラであるJ3DASMがあります. J3DASM. EXE は単純な2パスアセンブラで ラベルと定数宣言,インクルードファイルのみをサポートしています.

J3Wが作り出す「世界」には,CPUに制御された物体が複数存在していま す. それらのCPUがプログラムにしたがって,物体を作成し,物体を運動 させています. そして我々は,目を持つCPUを通して「世界」を観察し, 必要ならばキーボードなどでCPUをコントロールすることができます.

このリファレンスマニュアルでは,何らかのCPUに関する知識,アセンブ ラの(機械語の)使用経験がある方を対象としています. もしそれらの経験 がない場合は,J3Wプログラミング入門(tutorial. txt)を先に読まれる ことをお勧めします.


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ご意見・ご感想は,水谷 純 <mizutani.jun@nifty.ne.jp>まで.